創業に必要なのは、創業者を守り立てる存在「エンタープライズ・ファシリテーター」
記事のご紹介を。
「助けを求めていない人は放っておけ。まずは、リスペクトから。」
胸に刺さりました。
記事の中の「カバ」の下りはなかなかの衝撃でしたが、
まずは「聞く」こと。そしてその文化をリスクペクトすること。
これが大事なんだと。
そこで、以前から違和感があった「創業支援」という言葉。
支援する=力を貸して助ける
やはりそこには、「◯◯してあげる」という意味が含まれているように感じてなりません。
エンタープライズ・ファシリテーター
ファシリテーションで必要なのは、「場を盛り上げる」ことではなく、「場を守り立てる」こどだと教えていただいたことがあります。
守り立てる=そばで励まし助ける
創業者に大事なのも同様、経営論や組織論を教える人ではなく、創業者を守り立てる存在。
教科書に書いている理論や考え方は、それが必要なタイミングで自発的に勉強するものです。本当にその人が欲している情報は、なかなか教科書に書いていない。
さらに厄介なのは、そもそも自分が何を求めているのか、何が課題なのかに気づけない。1人称だと、これは仕方がないことです。
創業者がほしいのは、そういった自分の言葉にもならない声を聞いてくれる存在。そして、そばでそっと励まし続けてくれる存在。そして、場合によっては、必要な知識や情報を教えてくれる存在。
これからの創業支援では、守り立てる技術をもった存在=エンタープライズ・ファシリテーターが必要なんだと思います。