起業するために、まず、はじめる1つのこと
起業するのは特別なスキルや能力がある人にしかできないことだと思っていませんか。
そんな方に特に読んでいただきたい記事です。
起業するために本屋さんにいくと、
・ビジネスプランの作成
・資金計画
・営業、販路開拓
・創業手続き
・経理
などの書籍がずらっと並んでいます。
ですが、一般の会社員をしていた人などにとって身近ではない項目が多く、ハードルが高いと感じてしまうことが多いでしょう。
もちろん、上述したことは今後事業を進めていく上で必要なのですが、その前に最も重要な「第一歩」があります。
それは
自分のプランを周りに語れるか
起業に対して不安なことがあるでしょうし、収支計画や資金計画などをしっかりと決めた上で事業をスタートしたいと思っている方も多いでしょう。あるいは、こんなプランを話したら、周囲の笑い者にされそう、などと尻込みしてしまう方もいるかもしれません。
しかし、起業で大事なことは画期的なビジネスモデルでも、優れたビジネススキルでもありません。必要なのは、一緒に事業を推進する仲間であり、計画通りに進まなかったときに対応できる柔軟さ。
実際、事業をスタートすると思いもよらないことがたくさん起こりますし、当初想定していた計画通りにならないことが多いものです。それに、全員に受け入れられるプランなど存在しません。100人に話せば、少なくとも数名は賛同してくれるはずです。
自分のプランを周りに話すための準備としてオススメなのが、A4一枚で事業プランを説明できる資料を作ること。その中には、WHY「私がなぜこの事業をはじめようとしているのか」、WHAT「私がはじめようとしている事業はどのような事業か」、HOW「どのようなビジネスモデルで持続可能な経営をしていくのか」などを盛り込むと、ぐーーーっと具体的になってきます。
そして、その資料を周囲の人に説明してみてください。
そうすると、「こうした方が良いかもね」「ここがいいね!」「◯◯さんを紹介するよ」「この人と一緒にやると面白そう」などと意見や情報をもらえ、そこから事業を共に推進してくれる仲間が見つかってくるかもしれません。
まずは、勇気を持って「周りに話す」ことからはじめましょう。