チイキヅクリノート

これからの地域づくりを考えるブログ

公民連携でのまちづくりはここまできた!まとめ

公民連携とは民間主導でまちづくりを行うこと、民間の創意工夫を導入することで公共サービスの向上を図るものです。近年、さまざまな取り組み方で公民連携を実現している事例が増えてきました。そこで今回は参考になりそうな事例を5つご紹介いたします。

 

オガール紫波(岩手県紫波町)

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紫波マルシェの風景(画像引用元:オガールプロジェクト

ホテルやバレーボール専用体育館、図書館、カフェ、産直マルシェなどが入居する駅前複合施設。プロジェクトには民間の地方創生キーマンが関わることで、補助金を使って「建設すること」を目的とする公共開発ではなく、コストの適正化と運営を考慮した体制作りを行い、補助金に頼らないまちづくりを実現しました。

 

 

イン神山(徳島県神山町)

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サテライトオフィス誘致で有名な神山町。神山町に暮らす人々や、グリーンバレーの日常を発信するウェブサイトです。総務省地域ICT利活用モデル事業によって生まれました。

 

 

「オールふじみ野」未来政策会議(埼玉県ふじみ野市)

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地域の課題について、市民も含めた色々な立場の人々からの意見を出し合い、より良い施策立案につなげることを目的とした未来志向の会議。平成25年度内閣府特定地域再生事業に採択されました。無作為抽出の3,000名の中からメンバー約50人を集めて、人材育成4回、政策づくり8回の合計12回のプログラムを行い、ふじみ野市の未来につながる政策を市民自らが考えていきます。このプロセスを通じて、市民のなかに、地域政策を考え、提案していける人材を育成することも目指しています。

 

 

eコラボつるがしま(埼玉県鶴ヶ島市)

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 (画像引用元:養命酒製造株式会社

市民が再生可能エネルギーや地球環境問題を学習するための環境学習施設。鶴ヶ島に太陽光発電所を運営している養命酒製造株式会社が、地域貢献の一環として建設したものです。設計に東洋大学建築学科が協力し、地域住民と対話ながらまちの将来像を考える「鶴ヶ島プロジェクト2013」を実施しました。鶴ケ島市・養命酒製造株式会社・東洋大学・地域住民の協働プロジェクトです。

 

 

スタートアップカフェ(福岡県福岡市)

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(画像引用元:#FUKUOKA

2012年にスタートアップ都市宣言をした福岡市。スタートアップカフェは市が提供する創業に関する機能(情報提供・相談・交流促進、開業相談窓口)を集約したカフェです。福岡市内の中心地のTSUTAYA内に設置されており、運営にはCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が参画しています。

 

今後、事例は増えていくと思いますので随時更新していきたいと思います。